埼玉医科大学のICUに転院させていただくことになりました!!
夜中に到着して、したこと…
急な転院で夜遅くに到着した私ですが、到着したついでに試したことがあります。それはなんでしょう?
ズバリトイレでした・・・。
自分に熱があるうちは、とても動けないんですが、解熱剤がきいていたので、病院到着と同時にトイレに行きたいとお願いしました。
「ハイわかりましたー♪」といきなり酸素ボンベを持ってくる看護師さん?エッこれいりますか?と私。
「消耗してますので、絶対つけた方がいいです」とのこと。
こんなのつけたら余計に疲れるんじゃと思いつつ、チューブを鼻にセットし、トイレをしてみると。
「ぶはぁー!ぶはぁー!ぜーはー!ぜーはー!」
立っていられないんです。尿が出るときに酸素も持っていかれてしまうのか…酸素ボンベから酸素が入ってこない。
なんとか自分のベッドに戻って、そのまま突っ伏して倒れてしまいました。
でも、もしかすると次は大丈夫なんじゃないか?ともう一度お願いしたところ、
「ぶはぁー!ぶはぁー!ぜーはー!ぜーはー!」
深夜でしたが、まったく同じ状態になってしまいました。
部屋にはベッドとこのポータブルトイレの「安寿」が。ひとまず、もうトイレに行こうという気はなくなっていたので、ICU生活が終わるまでは、このポータブルトイレで過ごすことになるのですが、本当にトイレに起きたくなくなるほど消耗します。排尿からおしりを拭く動作まで、本当に一つひとつの動きが重く大変です。
汚くてすみませんが、マジのリアルな話です!!
酸素吸入
私が転院してきた大きな理由が酸素吸入です。まずは新型コロナウイルスに陽性になってしまっている。そのうえ、肺炎になっている。
治すには、①酸素飽和度を96%以上で安定的に吸入していくこと。
ただし、その過程の中で人工呼吸器を装着したほうがよいと医師が判断した場合は、②麻酔をかけて喉を切開し人工呼吸器を装着する。それでも改善がみられなければ③「エクモ」を使う。の三段落ちになっていました。
できるなら、①のみで良質な酸素を吸入し、肺をクリーンにしたい!!
食事の時は、鼻チューブ。それ以外は常に酸素マスクを装着して一週間過ごしました。途中からもう耳が引きちぎれるんじゃないかと痛みましたが、とにかく呼吸を楽にしてください。その思いで毎日を過ごしていました。
ただ何回かに肺の中に酸素がシュッコッと入るような感覚があるんです。鼻チューブのときは、プラスでマスクしている時が良かったかも!肺が冷えて気持ち良くなる時があり、その感覚を頼りになんとか回復をしてくれないかと祈り続けておりました。
心電図モニターシール
あとは入院時から呼吸のチェックをするために、この心電図モニターシールを常につけ続けます。自分の酸素飽和度と脈拍などをしっかり管理していきます。
が、コレめちゃくちゃはがれやすいです。指に挟む機械もすぐにピーピーなってしまいます。
病院側は遠隔操作で、この数値がしっかり安定しているかをチェックしているため、時間を選ばず深夜にはがれてしまったとしてもナースコールで連絡が入り、「貼りなおせますかー?」と容赦のないシールのつけ直しの指示をいただくことになります。
まとめ
いずれにしても入院するそれぞれの病院のルールをしっかり確認して、迷惑を最小限に、回復につなげられるようにしたいと思います。
①心電図モニターシールを貼る
②酸素濃度を測る装置を指につける
③酸素のボンベは常につけ続ける
④食事の時は鼻チューブに変える
⑤トイレは部屋に備え付けのものを使う
⑥無駄な動きをとにかく避ける
できることならトイレはウォッシュレットを使いたいとか…色々気持ちはでてきますが、
一度窒息の恐怖を体験すれば、そんな贅沢な思いをは吹き飛びます。
まずは、自分がいかに疲れないように過ごせるか…ここに重点を置いていくことが
大事なことだと感じています。
これから動き出していく際はまずコチラ!!新型コロナウイルス 抗原検査ペン型デバイス 唾液検査 自宅で最短約15分スピード検査 日本製 研究用1回分
私の家族も全員使ったことがありますが、この後夏休みからの動き出し、学校説明会、仕事と様々動いて行かないといけない時に、まずは自分の状態をチェックすることは大切だと思います。
※こちらで検出ありになると無料でPCR検査が受けられるそうです。
【病院セルフチェックセット①体温計(15秒測定)】
まずは朝昼晩の三回の検温を!37度を超えてきたら、病院への準備を…。
【病院セルフチェックセット②パルスオキシメーター】
SpO2(酸素飽和度)が95%より低くなってしまうと…(96~98%平均)
・呼吸が速い
・息が苦しい
・排便時などの動作後に苦しい
という可能性がでてきます。日々のチェックに…。
【酸素スプレー】
上記の酸素が少ない状態で何か動作すると、一気に呼吸ができなくなります(体験済)
排尿しただけで呼吸困難に陥ります。万が一に備えて…。
[…] […]